不払問題2
生命保険会社の不払、支払漏れ調査が2007年12月7日に出揃いました。特約の支払もれ特に通院特約の支払いもれ及び失効返戻金の不払いが件数を押し上げたようです。38社で131万件964億円だそうです。
通院特約については、通例、入院後の通院が保険事故となっているため入院給付金請求が終わってしまえばやれやれということで請求を保険契約者も忘れてしまう可能性もあるでしょう。現在は通院特約が付いている契約で入院請求があった場合には通院特約給付金支払請求の案内を出せるように対処したものと予想されます。
失効返戻金については、第一生命と住友生命が調査対象にいれなかったとのことです。<日本経済新聞2007年12月8日記事>
ホームページを見たところ、第一生命では、平成13年以降の失効返戻金のある契約については、返戻に向けた手続きを順次行うとしていました。件数、金額は私の見た限りでは見つけられませんでした。
住友生命のホームページでは判断を要しない失効返戻金については、同じく判断を要しない満期保険金も含めてシステム検証の結果、不払いはないという報告がなされていました。システム的に不払いを防いでいるということであればそれはそれで結構なことです。
不払問題は生命保険業界に対する不信感を強くしてしまいました。こういう状況を乗り越えて新しい秩序も生まれてくるのだと思います。今後の各社の努力を見守りたいと思います。


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