銀行等代理店
銀行等による生命保険の窓販が2007年12月22日に解禁されました。銀行等を募集代理店として生命保険会社商品を販売するというものです。日本では、従来より生命保険会社に所属する生命保険募集人が生命保険を販売するというスキームを大手を中心に採用してきました。銀行等は販売力が強いので、今後、生命保険各社が従来より有していた募集組織をどのように使っていき、銀行等による窓販と協調していくのかは難しい問題になることでしょう。
銀行等としても簡単な生命保険商品であればまだしも複雑なものであれば、販売の際に説明に要する手間や販売後のサービスのことを考え、取り扱いの商品に制約をかけざるをえなくなりますし、また、取り扱いの店舗も制約をかけざるをえなくなります。また、親密な生命保険会社から出向社員を受け入れ、その者に販売をさせるということもあります。
生命保険商品の大きな特色のひとつは販売手数料が非常に大きいことです。手数料収入を上げることができるという点から銀行等金融機関は収益機会と考えますので、今後は積極的なアプローチができます。
となると各生命保険会社に所属する生命保険募集人はどのようになっていくのか興味が尽きないところです。実際、生命保険募集人の人数は急激な勢いで減少しているそうです。
生命保険は長期の保険でありえるので契約管理が重要なポイントになります。銀行等代理店も生命保険の長期契約という性格を十分理解すれば、それに対する十分な対応をとれるかと思いますが、くれぐれも生命保険商品は売りっぱなしにならないよう関係業界の努力を期待するところです。
2001年4月保険商品の銀行窓販1次解禁(長期火災保険、信用生命保険、海外旅行傷害保険)、2002年10月2次解禁(変額年金、定額年金等)、2005年12月3次解禁(一時払終身、一時払養老、自動社保険以外の個人向損害保険商品)ときて、今回の全面解禁(死亡保険、医療・がん保険、自動車保険など)と来ました。今後の展開を見たいと思います。


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